海外出張レポート

「留学経験を活かしたい」「グローバルに活躍したい」。きっと、驚くはずです。
入社前に抱いていたそんな夢を実現できる日が、意外と早く訪れることに。
実際に海外を飛び回る先輩はどんな仕事をし、何を考え、どんなやりがいを持って仕事に臨んでいるのか。
一人の社員を追いました。

出張者プロフィール

HV・駆動技術部
伝導第一グループ
梶田 俊輔SHUNSUKE KAJITA
理工学部 ロボティクス学科 卒
2008年入社

2008年入社。技術開発部門 駆動系技術部 伝導1Gに配属。クラッチ本体系の新製品開発を担当。2011年よりクラッチ油圧系のチームに異動し、現在に至る。

出張の目的

タイにて、日本未生産の部品の
新製品の生産準備を指揮。

日本では生産していない製品の生産ラインを立ち上げるために、タイ・バンコクやプラチンブリにある現地のグループ企業やその仕入先へ出張しています。私の担当は、クラッチ油圧系と呼ばれる、クラッチペダルを踏んだ際の力を増幅させるための部分。より快適な踏み心地にするために必要となる「クラッチマスターシリンダー」を開発中で、現地スタッフと連携を取りながら製造工程を検討しているところです。日本未生産の製品で前例がなく、設計の意図を伝え現地スタッフの要望を図面に反映しながら進める必要があるため、私のような役割が必要になるというわけです。

海外出張で苦労したこと

細かなニュアンスまで、
現地スタッフと共有すること。

通訳スタッフはいるものの、やはり意思疎通には苦労しましたね。これまでの習慣や文化の違いがあるので、細かなニュアンスやフィーリングが抜け落ちてしまうことがあるからです。技術者ではなくてもわかるカンタンな言葉を意識して会話するなど、工夫を重ねました。これまではすでに日本で立ち上げたモノ、つまり品質が担保されているモノを作るのが海外工場の通例。しかし、今回は違う。現地スタッフ自らあらゆる内容を検討する必要があったため、その難しさを設計自らが理解することで、必要となる情報を過不足なく伝えることには苦心しました。それから、あと心がけたのは体調管理。時差や食事、環境の変化に耐えられるように、日本にいる時よりも万全の体調で仕事に臨めるようにしていました。

海外出張の面白さ

海外でも「現地・現物・現認」は活きる。
製品の背景を理解することで仕事がスムーズに。

答えは現場にある。それは日本にいても海外にいても同じなのだと、あらためて感じました。タイの道路情報や自動車の使われ方、食事などの現地文化など、断片的な情報は出張前から耳に入ってきていましたが、やはり百聞は一見に如かず。現認することで気づくことが多く、どんな製品が求められているのかを考えるきっかけになりました。そんな国の背景を理解していると、現地スタッフとのやりとりもスムーズ。設計意図が100%伝わって工程検討に落とし込めていることが確認できたり、当初はぶつかり合ったスタッフたちと結果的に同じ方向を向くことができた時は、妥協せずやりきったという達成感を感じられましたね。品質を左右するため、自分の思いを100%伝えようと努力すること。きちんと伝えるためには、相手が何を考えているのかを意識することが大切。それは、どこの国でも共通ですね。

出張の流れ

準備から帰国後の報告までの一例をご紹介します。

今後の目標

海外赴任を重ねながら、
世界一と誇れる製品の開発者に。

海外出張の経験を活かして、海外赴任したいですね。様々な製品に携わりながら、日本の設計者をうまくサポートできるようになりたいです。どこまでもユーザー目線で必要な機能を提案しながら、いずれ名実ともに「世界一」とうたわれるような製品の開発を手がけたいです。

pagetop
© 2017 AISIN SEIKI Co.,Ltd